お子さまの治療・予防

キッズデンタルパークで楽しく虫歯予防

当院では0歳からスタートする予防習慣として、この度「キッズデンタルパーク」をオープンしました。


キッズデンタルパークはテーマパークのような世界観の中で楽しく予防するキッズ専門の歯科で、東北から九州まで全国に広がっていますが、愛知県内では当院が初めてです。
普通であれば誰もが行きたがらない場所に「楽しそうだから行ってみよう」と思える、180度発想が変わる歯医者さん、それがキッズデンタルパークなのです。


当院院長が、この新しい予防治療モデルを生み出した麻生幸男先生とご縁があり、想いに強く共感したことで導入に至りました。
遊び心満載の院内ではかわいい妖精たちが出迎えてくれます。是非お子さまと一緒に見に来てください。

 

キッズデンタルパーク

 

お子さまのペースで治療を進めます

小さいお子さまは歯医者さんを怖がるものです。当院ではお子さまが不安を感じないような優しい対応を心がけていますが、それでも治療を嫌がって泣いてしまうお子さまには、保護者の方と相談の上で何もせずにお帰りいただくこともあります。
「忙しい中でせっかく時間を取って連れてきたのに」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、その状態で治療をすればお子さまの恐怖心をあおるだけです。


「その日に治療する必要性がどの程度あるか」「治療を先送りにした時にどの程度虫歯が進行するか」ということを保護者の方にお伝えして、リスクと合わせて考えていただいています。


緊急性がないのであれば、押さえつけてでも無理やり治療するのではなく、お子さま本人の人格を尊重して「今日はやめておく」という判断をすることも大切です。
しっかりコミュニケーションをとり、お子さまのペースで対応することで多くのお子さまは心を開き、治療に協力してくれるようになります。保護者の方には一緒にお子さまの成長を見守っていただければと願っています。

 

歯の治療ができるようになる年齢

虫歯の治療などが必要になった場合に、当院ではある程度の年齢を過ぎてから治療するようにしています。一般には2歳だとまだ治療は難しく、3歳になってようやくできる子とできない子に分かれてきて、4歳で大抵の子は大体の治療ができるようになります。


もちろんその子によって発達の度合いが異なり、また過去に歯医者で受けたトラウマや、保護者の方がその子に対して普段どれだけ時間をかけているかによっても変わってくるので、一概にはいえません。


歯科医院のチェアの上でお利口さんに座っていることができるから偉い、できないから駄目ということはまったくなく、逆に賢いお子さまほど先を見通して治療を受けることを怖がるという面もあり、はっきりと「嫌だ」と意思表示ができるということは自己主張がしっかりしている証拠といえます。


治療を嫌がって拒絶する子は決して劣っているわけではなく、それも一つの個性です。
当院ではお子さまごとのその日の状況に合わせて治療のやり方を変えて、気持ちに沿うようなお声がけをしています。

 

最初に歯医者さんに行くタイミング

「我が子の初めての歯医者さん、いつ行けばいいの?」と悩まれている方も多いと思います。小さければ小さいほど良い、というのがコンドウ歯科の考えです。


早ければ生後半年ほどで前歯が生えてくるので、特にはじめての子であればその時点で歯についての悩みがあるかどうかに関係なく、歯科医院に見せにいくことをおすすめしています。
お子さま本人の歯には問題がなくても、一緒にいる時間が長いお母さまやご家族の虫歯菌がお子さまの口の中に入ることで虫歯が移るため、周りの大人がお口のケアをしっかりしておく必要があります。そのようなお話や、食生活に関する詳しいアドバイスなどもさせていただいています。


歯の生えはじめの頃に連れていきたくても、兄弟児が多く、上の子の育児もあって来院するのが忙しいお母さまであれば、歯科検診を受ける1歳半も一つの目安となります。


基本的には親御さんが気になった時が来る時期であり、お子さまに歯科医院の環境に慣れてもらう意味でも、「特に虫歯などがないのに行ってもいいのかな?」と悩まずに気軽にご来院いただければと思います。

 

お子さまを虫歯から守るために大切なこと

まず最初に、無菌状態のお口で産まれてくる赤ちゃんが虫歯になってしまう原因の大半は、近くにいる大人の虫歯菌だということを理解していただく必要があります。


毎日一緒に過ごすご両親はもちろん、できればその子に接するおじいちゃんやおばあちゃんも含めて皆が歯のメンテナンスをしっかりと行い、お口の中の衛生状態を改善しておくことで、お子さまのお口の中も健全に保つことができます。
また、スーパーやコンビニエンスストアで簡単に手に入る甘いお菓子やジュース類は、元々自然界には存在していないものであり、人間の体に良い影響を与えるものではありません。


テレビのCMで見かけた美味しそうなものを次々に買って与えることを何も考えずに繰り返していると、お子さまがある程度の年齢になった時の健康状態に天と地ほどの差がついてしまいます。
現代の私たちを取り巻いている環境は歯をはじめとして健康に良くないものに満ちているということを認識していただき、お子さまの明るく健康な未来のためにはご家族の皆さまも意識を高く持っていただくことをお願いしています。

 

乳歯の虫歯を放置していると…… 

「いずれ抜けてしまう歯だから」と乳歯の虫歯に対処をせずに、ついそのままにしてはいないでしょうか。
時間が経つうちに痛くなって仕方なく歯科医院に治療に行くということならまだいいのですが、乳歯の虫歯では、神経が腐ってしまい痛みを感じないケースが時折見受けられます。


痛くないからといって何も対処せずにいると虫歯がさらに深く進行して、永久歯に影響を及ぼします。永久歯の正常な成長が妨げられたり、虫歯により乳歯の形が崩れてしまって歯と歯の間の間隔が狭くなり、永久歯が生えるスペースがなくなったりということが起こり、将来の歯並びにも問題が出る可能性が出てきます。


歯が気になって毎日の勉強にも支障が出てくることも考えられるので、虫歯ができたら治療を先延ばしにせずにすぐに治療を受けることをおすすめします。早い段階で治療しておけば時間もかからずに簡単に終わり、痛みを感じることもありません。

 

年齢別 起こりやすい歯のトラブルとその対処

0歳~3歳

この時期は虫歯よりは転んで前歯を脱臼するような怪我多く見られます。対処としてはできるだけ早く来院いただくことをお願いしています。
また、母乳を長く飲んでいると前歯が虫歯になりやすいので、1歳半前後を目安に母乳を卒業できるように導いていくことも大切です。
この年齢で虫歯がたくさんできる子は、保護者の方の知識不足が原因といえます。現在では歯に関する情報が昔よりも広く知られてきていますが、全ての方が正しい知識をもとに適切なケアをしてあげられているとは限らないので、当院ではできるだけ裾野を広げて皆さまに有益な情報をお伝えしていきたいと考えています。

3歳~6歳

この時期のお子さまに、食べた後に奥歯にものが詰まっているということがよく起こるようであれば、歯と歯の間の虫歯を疑って早めに歯科医院で見てもらうことをおすすめしています。 最近のお子さまは成長が早く、5歳頃にもう6歳臼歯と呼ばれる奥歯の永久歯が生えてくることも珍しくありません。前歯の生え変わりは目で見てわかりやすいですが、一番奥に生えてくる永久歯は生え変わりではなく新しく追加で生えてくるために気づかないことが多くあります。そして、この6歳臼歯は永久歯の中でももっとも虫歯になりやすい厄介な歯なのです。
そのため、この時期には必ず定期的に歯科医院に通って、大きな虫歯ができないようにチェックしておくことが大切です。まだ歩行が不安定で転んだりぶつかったりしやすい時期でもあるので、歯の怪我もよく起こります。

6歳~12歳

乳歯から永久歯への生え変わりが進み、歯ならびの問題が起こり始めるのがこの時期です。矯正治療が必要になったお子さまについては、いつから治療を始めるかということを相談しながら決めていく必要があります。
また、小学校高学年になると受験のために長い時間勉強をするようになる子が増え、保護者の方も受験の方に気持ちが向いてしまうので、それまではしっかり治療や検診を受けていた子が急に歯科医院に行かなくなってしまうことが多いようです。
しかし、受験勉強の合間でもしっかりと定期検診も受け続けているお子さまの方が、受験でも良い結果を残せているという傾向があります。
受験期でも数か月に一度は30分ほど時間を取って通院を続けていただくことで、勉強にも集中できてかえって心の余裕を持つことができるといえます。

気をつけるべき習癖について

歯ぎしりは歯の成長期だからこそ無意識に行っている習慣であり、気にする必要はありません。また指しゃぶりについても、小学1年生で指しゃぶりを続けている子はおらず、たとえ指しゃぶりのためにいわゆる出っ歯になってしまったとしてもやめれば自然に治ることを考えると、無理にやめさせずに見守る姿勢で問題ありません。


口呼吸については、積極的に鼻呼吸への改善を促す歯科医院も見られますが、花粉症やアレルギーが原因で鼻がつまって口呼吸になっている場合もあります。単なる悪習癖なのか、何らかの原因があって必要に迫られて口呼吸をしているかは、検査によって正確な診断を行う必要があります。
改善の必要があり、歯科的なアプローチで治る口呼吸であることが診断で判明すれば、当院でできる対処をご提案しております。

 

お子さまの歯の治療Q&A

永久歯より乳歯のほうが虫歯になりやすい!?

大人に比べて上手に歯磨きができないため、自分の力では十分に汚れを取り除くことができません。

しかも子供の好むためものは、歯にくっつく性質のものが多いため、虫歯菌が作り出した酸性の物質が歯の表面に停滞しやすくなります。

また、乳歯には永久歯に比べ、歯のかたい部分の厚みが半分しかなく、虫歯の菌が内部に到達しやすいという弱点があります。

生えたての永久歯も危険!?

生えたての永久歯は、エナメル質がやわらかく虫歯になりやすい特徴があります。生え始めから3年間くらいは特に注意が必要で、早めの予防処置が大切です。
特に6歳臼歯と呼ばれる奥の第一大臼歯は、しっかり食品をかみ砕いたりするつぶす働きをするために、咬み合わせる部分にたくさんのギザギザした溝があります。
その溝に入り込んだ菌が虫歯を引き起こしやすく、成人の95%以上が第一大臼歯の虫歯にかかっているのです。

え!?虫歯って感染するの??

生まれたての赤ちゃんのお口の中には、虫歯菌がいません。

それが生後6ヶ月ごろから虫歯菌がすみつきはじめてしまいます。
可愛い赤ちゃんに虫歯菌をうつすのは、たいてい家族。その一番手が、お母さんです。
口移しで食べさせたり、親の箸で食べさせたり、「エッ!そんなことで?」と思うようなことで感染してしまいます。

従って、周りにいる大人のお口の中がきれいであることが大切です。

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