コンドウ歯科が取り入れているレーザー治療の特徴
現在の歯科治療において、レーザー治療器は必須のアイテムになったといっても過言ではありません。コンドウ歯科では1990年頃からレーザーを取り入れて、さまざまな治療に活用しています。
当院で導入しているレーザー機器はNd:YAGレーザー(ネオジウム・ヤグレーザー)というもので、エネルギーがそれほど高くないために痛みを感じることはほとんどありません。
組織の深いところまで入るという特徴があり、血液の循環を良くしたり、治癒を早くしたり、痛みを取ったりと、活用場面が数多くあります。麻酔効果もあるため、症例によっては局所麻酔を使わない治療が可能です。
レーザーを照射した時に多少の熱を感じることはありますが、出力のコントロールなどで熱さの調整もでき、長年の経験をもとにその患者さまごとに最適なレーザー治療をご提供しています。
レーザー治療でできること
口内炎の部分に炭素を塗ってレーザーを当てると、細胞の表面が一瞬で高温になることで蒸発して、神経の末端の感覚が失われます。レーザーを当てている間だけ多少の痛みがありますが、照射直後からそれまでの痛みや不快感がなくなり、治癒も早まります。
口内の細菌を熱で殺す「殺菌効果」と、レーザーの光で根管内の詰まりを解消し、固まって針が入らなかった部分に針が通るようにする「閉鎖根管の開通」という2つの形で活用しています。レーザーには麻酔効果もあるため、痛みを感じることはありません。
歯周病の深い部分をレーザーで焼き、歯周病菌を殺すことで症状の緩和が可能です。レーザー照射の後は歯石を綺麗に取る処置をしっかりと行うことが必要で、レーザーだけで歯周病が治るというわけでありません。
痛みを感じる部分にレーザーを当てると血の巡りが良くなり、痛くて口が開かないという時に開くようになったり、動きやすくなったりします。あくまでも対症療法であり、根本的な改善には別の方法を併用する必要がありますが、症状の緩和や痛みの軽減などに効果的です。