顎関節症

正常な噛み合わせを作ることによる顎関節症の治療

顎関節症の症状を和らげる手段として、当院ではレーザー治療も取り入れていますが、根本的な改善のためには噛み合わせの正常な位置を決めて、それに合わせて調整していことを行っています。
その正常な位置を出すためには、必要に応じて歯をかすかに削らなければならない時もあります。


なぜなら、昔と比べて硬いものを噛まなくなったために現代人の歯はすり減っているべき部分がまったく減っておらず、自然の世界で何年もかけて少しずつすり減った状態に似せて人為的に削る必要があるからです。
歯をまったく削らずに健康な歯や噛み合わせを保つことは文明人では難しく、歯科医院のサポートが求められます。
顎関節症は誰にでも起こり得る病であり、むしろすでに起こっているのに本人は気がついていないだけというケースも非常に多く見られます。

 

顎関節症の検査

顎関節症の方に対しては、まずはレントゲンを撮ってあごの状態を詳しく調べます。そして、圧痛部位という筋肉の中で痛みを感じる部分を確認します。


あごの開閉に関わる筋肉は、大きな筋肉が4種類と、それ以外の複数の小さな筋肉がありますが、それぞれに触れて硬さを見たり、押して痛みを感じるかを伺ったりしながら細かく調べていきます。
また、「首が傾いている」「顔面が片方上がっている」などの見た目でわかる骨格の歪み考慮しながら、検査と診断を行います。

 

スプリント療法について

顎関節症の治療は、その方のあごの状態や症状の度合いによって異なります。
当院では上に挙げたような歯をわずかに削って正常な噛み合わせに調節する方法や、レーザーを照射することで痛みや違和感を和らげるレーザー治療の他に、スプリント療法と呼ばれる方法も取り入れています。


スプリント療法は、噛み合わせに合わせたマウスピースをお作りして、就寝時に装着する方法です。
現状の問題のある顎の位置を大脳に忘れさせ顎の位置をリラックスさせる効果があります。さらに、マウスピースは寝ている間の歯ぎしりで歯に負担がかかることを防ぐナイトガードとしての役割も担っています。
夜間における歯ぎしりは無意識下で行われるため、日常生活の中で噛み合わせる力の約3倍もの力を使っているともいわれています。
顎関節症の症状緩和を促しながら、コントロールが利かない就寝時の強い食いしばりからも歯やあごを守ります。

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