矯正治療のご案内
コンドウ歯科では、東京の歯科矯正専門医で医学博士の鶴岡 宗医師が非常勤医師として勤務しております。 歯並び、噛み合わせでお悩みの方は年齢を問わずご相談ください。
小児矯正を開始する時期について
基本的に矯正治療は早く始めれば始めるほど良い結果が得られます。しかし、ただ早く始めさえすればそれで良いというわけではなく、選ぶ装置が固定式か着脱式かによっても道が分かれます。
床矯正などの着脱式の装置は、あごの成長を補助しながら、成長の力を活かして歯ならびを整えるものなので、早めに始めればその分顎の成長不足をカバーでき、歯が希望通りに動く度合いも大きくなります。
しかし取り外しができる装置では、必要な時間にしっかりと装置をつけることができるお子さまでなければ効果が見込めません。
また、歯みがきなど日頃のお手入れを怠ると虫歯になるリスクも高くなります。
これらの点と合わせて、受験などのライフスタイルの変化も考慮しながら、矯正の開始時期については柔軟にご対応するように心がけています。
小児矯正でのご家族の役割
お子さまの矯正治療においてはご家族の協力が不可欠です。
取り外し式の装置であれば、本当に入れているかを本人任せにせずに家族がしっかり確認することが大切です。お子さまが口では「入れた」と言っていても、実際には装置を入れていないということも起こりがちだからです。
また、お子さんが歯の矯正治療を正しく進めていくためには、本人が納得してやる気になっていることが必要です。わけもわからずにただ無理やり治療を受けさせられているだけで、治療をしている意味を理解していないのでは、効果は上がりません。
男の子であれば格好良くハンサムに、女の子であれば可愛く綺麗な大人になれるように頑張ろうね、といった声がけをご家庭でもしていただき、綺麗な歯を見せて思いきり笑える将来の幸せのために、長期間にわたる矯正治療をお子さまと一緒に乗り越えていただきたいと考えています。
成人矯正の治療で心がけていること
矯正治療は成長期の子どもだけのものではなく、大人になっても充分に可能な治療です。
当院ではセラミックで作られた歯に近い自然な色合いの装置や、取り外しできる透明なマウスピース矯正装置を使った治療法を取り入れており、矯正していることをあまり目立たせたくない方も安心して治療を受けられます。
ただし、発育の力を借りながら治療を進められる小児矯正と比べると、すでにあごの成長が完了している成人の場合は時間がかかり、治るまでに地道な努力が必要であることは事前にご理解をお願いしています。
矯正治療は患者さまの自覚と協力度に大きく左右されるものであり、「綺麗な歯ならびを手に入れたい」と心から願い、手入れなども怠らない高い意識をお持ちの方であれば、期間が延びることなく順調に治療が進んで、希望通りの美しい歯ならびが実現可能です。
なお、当院では60代の方にも矯正治療を行った実績があります。ある程度年齢を重ねて、お子さまが独り立ちをされた後の方が経済的に自由が効くという場合もあり、年齢を問わず多くの方に矯正治療をご検討いただければと思います。
目立たないマウスピース矯正装置
いつでも取り外しができるマウスピースを使ったマウスピース矯正は、歯に金具をつけることに抵抗があって矯正治療に踏み出せなかった方にも安心して始めていただける方法です。
マウスピース矯正にはさまざまなシステムがありますが、当院ではその中でも患者さまの負担が少ない「アソアライナー」という矯正システムを採用しています。
理想的な歯並びになるように、少しずつ歯を移動させた状態のマウスピースを製作し、歯を的確に動かしていく矯正方法です。ブラケットやワイヤーを使わないので目立たず、食事や歯磨きの時には装置を取り外すことができます。
来院のたびに型どりをして新しくマウスピースをお作りするため、一回の型どりで全ての段階のマウスピースを作ってしまう矯正システムと比べて、急な変化にも柔軟に対応できるというメリットがあります。
歯並びの不正が重度ではない方に特におすすめの方法です。
